自民党総裁選2024年 スタート!

岸田首相が自民党総裁選への不出馬を表明

8月14日、岸田総理大臣は9月に予定されている自民党総裁を決める選挙には出馬しない意向を表明しました。これにより、自民党の役職についている有力者や、内閣の要職についている有力者が出馬意向を表明する環境が整いました(総裁・総理大臣をサポートしている立場の方は岸田首相よりも先に出馬する意向を表明するわけにはいかないようです)。

さて、今回の自民党総裁選はどうなるのでしょうか。

派閥はなくなったというけれど

政治資金規正法に反する不適切な会計処理が問題になったことに端を発して、今年の1月に岸田派が解散し、他の派閥も麻生派を除いて解散を表明し、派閥政治が解消されたのは記憶に新しいところですね。

とはいえ、事務所は残り、政治団体の取り下げも行っていないので、実態としては派閥は存続しているともいわれています。

一方で、少なくとも表向きは派閥が解散したことにより、総裁選への出馬に意欲的な政治家は大勢いる模様で、立候補者が多数出るのではないかと言われています。

そこで、今回は(旧)派閥とその派閥に属していた(いる?)立候補しそうな政治家について簡単にまとめておこうと思います。敬称略で失礼します。

安倍派

92人の最大派閥でした。昔は細田派と言われていました。清和会ともいわれていますね。
森喜朗、松野博一、西村康稔、萩生田光一、高木毅、世耕弘成などが所属していました。
引退された小泉純一郎氏もこの派閥でした。

麻生派

安倍派に次ぐ55人を擁しています。知名度の高い河野太郎 デジタル大臣もこの派閥に所属しています。

岸田派

岸田首相が属している派閥でした。上川陽子 外務大臣などが所属していました。

茂木派

岸田派と同じぐらいの規模でした。平成研(旧称は経世会)とも呼ばれていました。竹下昇さんが立ち上げたグループでした。

二階派

二階派トップの二階さんは長年幹事長を務めていました(2016年8月~2021年10月)。安倍・麻生コンビとは対立しているようでした。岸田さんが以前、阿部さん、麻生さんに接近した関係で、岸田派とも対立しているようでした。

森山派

8人の少数派閥でした。

派閥に属していない議員

非主流派のトップとされる 菅 元首相など、もともと派閥に属していない議員さんも何名かいらっしゃいます。
有名な方では、石破茂、小泉進次郎などがいる。

今回の総裁選は本当に派閥がなくなったのかどうかを見るうえでも、注目ですね。

ではまた!

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